ふたつの単語を同時に考える

今回僕がブログを進めていく上で,多用しようと思っているアイデアがあります。それは,二つの言葉を無理やり同時に考えようとすると,一つの単語だけではたどりつかない思考やストーリーが生まれてくる,というわかりにくいものです。なので説明します。それでもわからないかもしれないけど。

たとえば“クローバーを買いました”というタイトルだけで書いていますと,どこでいくらで買いましたよかったです,それだけで話が終わってしまう可能性はとても高いです。けれども,“クローバーとミナミヌマエビ” とか,“クローバーと黒い机” とか,そんな風に二つをかけあわせると,突然読み手に「なんのことだろう」という思考を発生させます。

書く側としても,ぱっと思いついたその二つの単語を無理やり考えながら,共通項や関連性を見つけつつ文章に仕上げようと楽しむことができます。(つらいだけの可能性もあります)

ブログをする目的に,「脳を活性化させたい」という願いがあります。脳がかなり停滞気味であることを自覚しているんですね。それで,ただ単に記憶をたどってメモするようなことではなく,この知識とこの記憶がぶつかって,これまで考えたことのないこんな別の思考が発生しました,ということがブログでやりたいのです。

専門家と専門家が話し合うと,お互いの専門性の違いが功を奏して,ひとりでは思いつかない発想が生まれたりしますが,これを脳の中の知識と記憶でやってみたいのです。脳の中のシナプスがつながるスピードは,話し合いのスピードよりもくらべものにならないほど速いのです。(ただし知識や記憶があればですけれど)

人間の脳の処理能力の高さと低さを我ながら思い知ってやる,という試みです。さて,これがどんな所へ向かうことやら,温かい目で見守り下さい。

新しいブログとだいたいの方向性

新しいブログをスタートさせることにいたしました。

色々と方針を考えてきましたが,ようやくここに一つの形となり嬉しく思います。

・モノ書きを楽しむ
-・ふたつの単語を同時に考える
-・リズムとミュージック
・自然を楽しむ
-・水槽楽しむ(とりあえず水草とミナミヌマエビ)
-・プチガーデニング楽しむ(まずはクローバーとワイルドストロベリー)
-・おでかけついでに写真を撮ってきます
-・次にどこにいこうか計画する
・カメラを楽しむ
-・NEX-C3を選びました
-・色々活用してみる
・食を楽しむ
-・美味しいもの見つける
-・おいしく作る
-・おすすめしたいほどのお店と出会う
・仕事の調子を上げる
-・技術的なことをわかりやすくしてみる
-・営業的なことを平たくしてみる
・学ぶを楽しむ
-・ずっと続いていくという視点を忘れない
-・ブログにすることで頭に染みこむ
-・書こうとするとそれなりに調べたり考えたりできる
・楽しい受け手となる
-・本読んだ
-・映画見た
-・音楽聞いた
-・TV見た
・音楽を楽しむ
-・弾いたり歌ったり
・映像作る
-・編集のこだわりとか次のアイデアとか
・ファッション楽しむ
-・物欲系のまとめ
・インテリアとか雑貨とかも楽しむ
-・最近買ったものとか
-・こんなのあったらいいんじゃないかという前向きな提案と交渉

大まかにはこういうことを考えています。私が楽しく続けることができて,さらには読んで下さる方々の暇つぶしにでもなれば,とても至福なことです。

どうぞよろしくお願いします。

脳が雇う社員

茂木さんがTVで「脳の情報は生きているんです」と話しているのを聞いた時に、とても不思議な気持ちになりました。この気持ちはなんだろう?そして思案を続けていく間に気が付いたことがあったのでまとめておきたいと思います。
脳を例えるのに、よく図書館の本が用いられます。引き出しにしまわれた情報という言い方がされることもしばしばあります。これが今までの脳に対する見方を固定していた影響源でした。そのせいで私は脳の中に、分類された機能があるものだと思い込んできたのです。記憶する部分と、考える部分と、感じる部分というような分業です。記憶された情報は、呼び出されるまでは静的だと思い込んできました。
しかしこの言われたことが本当だとすると、静的だと思っていた情報は何と生きている、ということです。いわば情報を脳が覚えるのではなく、情報が脳に住んで活動するということです。いや、もっと分かりやすい例えは、自分の脳という会社が情報という社員を雇うようなものではないかと考えました。
これは強烈なパラダイムシフトです。私は必要に応じてネットで検索して読むことと脳の記憶から情報を取り出すことは同じようなことだと思い込んできました。しかしこの考え方に沿うとすると、ネットに存在している情報は脳の中に雇っていない、つまり脳が働いて生産性を上げるために全く役に立っていないことになります。脳の中で、みんなを引っ張りまとめあげていく大事な社員がコマ不足になっているのかもしれません。そして、有害な情報を脳に入れた瞬間、それはグータラ悪影響社員を雇いこんで企業体質を悪化させることになると感じたのです。
私の脳という会社が健全な活動を続けるために、悪影響社員を雇わないように注意したいと思います。そして、いつでも雇えるからとほったらかしてきた、健全な社員達を大量に雇うことが目下の課題です。これには時間がかかることでしょう。
社長として行うことは、人事部を強化すること、そして、会社の方向性を見失わないこと。与えられた脳を正しく用いていくために必須なスキルだと認識を改める機会となりました。