鶏肉とエビの相性の良さについて

先日外食でパエリアを食べたことがきっかけだったのですが、無数にある食材の組み合わせの中の一つ、鶏肉とエビはどうも相性がいいものだなと思いました。僕は時々パスタを作って食べているのですが、「肉系」と「魚介系」というのは切り離して考えてしまうところがあります。どうもこれまで一緒に考えたことがありませんでした。

気になればとりあえず検索してみる性分、やってみました。そうしたところ、

『 鶏と甲殻類 』 はフランス料理の王道的組み合わせ。もうすぐ終わる桜エビとモリーユで仕立てる。
http://blogs.yahoo.co.jp/say_say_sayjp/24977377.html

マイルド&スパイシー!海老とチキンのイタリアンカレー
http://www.recipe-blog.jp/special/spiceblog/taishi/ichioshi/2010/06/100607up-2.html

こんなページが引っかかります。それに、中華料理の「鶏肉とエビの炒めもの」などが出てきました。うーむ、やはりこれはそうなんだなと確信し、本日は鶏肉とエビを使ったパスタを作りました。

最近自炊熱が戻ってきていて、ちょうどチキンライス用に鶏肉を小さく切り分けた冷凍、パスタに放り込もうとしていた小エビの冷凍がありましたので、こいつらを使って作ります。

パエリアがトマト味だったので、僕も今回はトマト味にします。ホールトマト買ってあったのでそれを使います。一人分を作るのに一缶全部入れると多いので少しだけ使うことにして、残りはタッパーに入れて冷蔵です。

まずはニンニクと玉ねぎのみじん切りを炒めます。玉ねぎのみじん切りも最近は冷凍を使っていまして、玉ねぎを一つみじん切りにして冷凍庫に放り込んであるのがありますのでこれを使います。これは結構便利で、使いたい分だけすぐに使えるし、冷凍してから使うと甘味がどうも出やすいみたいです。あまり詳しくはありません。

炒まってきたところで、冷凍鶏肉、冷凍小エビの投入です。最初に玉ねぎ炒めるのをやって甘くしておかないと、このタイプの料理は失敗します。鶏肉にある程度火が通るまでの間で、オリーブをカットします。オリーブは瓶詰になっている種抜きのものです。本当はブラックオリーブの落ち着いた味が好きなんですが、近くのスーパーで割安で買えるのはこのグリーンオリーブなので、それを使っています。グリーンオリーブは結構しょっぱいので、投入量の加減に注意です。けれども、イメージは、「甘い玉ねぎみじん+鶏肉+エビ+トマトソース+しょっぱいオリーブ」のハーモニーなのです。目指せ適当に作った初回からの成功。

鶏肉に火が通ってきました。ここで少し白ワイン投入。白ワインはコルクではなくてキャップタイプの安物。料理用の白ワインとして冷蔵庫にいつも入れています。オリーブも投入。このタイミングで、沸騰させたお湯の中にパスタと塩を投入。パスタ投入後、ホールトマトをフライパンに投入。フライパンにはだしも少々投入。トマトソースの時はだしを入れちゃいます。これぞ日本人によるパスタなのです。

パスタが茹で上がるのとフライパンのトマトソースが煮詰まるのを待つ間、台所の片づけやら、麦茶入れて飲んだりとか。

よーしトマトソースがいい感じに煮詰まってきた。煮詰まってきたところで、パスタのゆで汁を少々投入。美味しいソースは煮詰めてから伸ばす、これは僕のイタリアンの先生が教えてくれたことです。

パスタの芯が消える直前にお湯を捨て、フライパンで追いオリーブオイルと一緒に一気にあえます。さらに盛り付けて、がりがりとブラックペッパーを落とせば出来上がり。

味ですか。ふふふ。